真っ直ぐ立つことの難しさ
真っ直ぐ立ち、歩こうとすると、体が左右に少しずつ振れているような感覚がある。
こういうときは同時に、自分の体と頭が分離しているような感覚もする
街行く人を見ていると、みんな体の動きがわずかに振れていて真っ直ぐ立ち歩いている人なんてほとんどいないのだなと気づく
ぼくは誰よりも真っ直ぐ立ちたいと思う
意識を集中してなんとか真っ直ぐ立ってみると、胸のみぞおちのあたりにゼリー状のものがあってそれがぷるぷると震えているような感覚がする
この震えのエネルギーを吐息に込めて吐き出してみる
今度は足の付け根のあたりが震え始める
そのエネルギーも吐息に込めて出してみる
今度は手先、、、
それもそれも、、、と繰り返すと見えてくるものがあるのだろうか